活動報告

名古屋第5支部合同例会(2月2日)

少子高齢化の人材戦略とは ~ダイバーシティ経営で選ばれる企業へ

グループ討論に参加する報告者の皆さん

グループ討論に参加する報告者の皆さん

倉田 満美子氏  (株)ラッシュ・インターナショナル
岩田 竹生氏  (株)丸二商店
坂 光造氏  (株)エス・ユナイテッド

経営実践から学ぶ

名古屋第5支部合同例会が開催され、123名が参加しました。テーマは「少子高齢化を人材戦略で生き残る~ダイバーシティ経営の先に選ばれる企業」として、パネル討論形式での学びとなりました。

パネリストは、ダイバーシティ経営を実践している倉田満美子氏(男女共生委員長)、岩田竹生氏(障害者問題委員長)、坂光造氏(港地区副会長)です。

少子高齢化で労働人口の減少が確実に進み、人材の確保や育成はますます厳しくなっていきます。そうした状況の中で、性別や年齢、障害の有無に関わらず積極的に人材を活用している3氏から、ダイバーシティ経営を取り入れたきっかけ、課題の克服や成果などについて、体験を元に語っていただきました。

また、必ず起こりうる「介護離職」への対応についても議論し、今後の労働力確保に向けて、早急に取り組むべき多くの課題を認識させられる機会となりました。

5~10年先を見据えて

グループ討論では、5年、10年、15年先を見据えた人材育成計画を踏まえ、「人材を確保し企業価値の維持・向上のため、明日から何をし、何を意識すべきか」をテーマに意見交換を行いました。参加者それぞれが人材確保における自社での課題を確認し、人材戦略を考える中で得た気づきや、今後の計画などを話し合いました。

食事を交えた懇親会ではテーブル発表や質疑応答が活発に行われ、自社実践へのヒントを探るなど会員同士で賑やかな交流が見られました。

少子高齢化、労働人口減少に直面する中で、積極的な人材戦略を考えるダイバーシティ経営について多くを学べた合同例会となりました。