活動報告

金融アセスだより(第103回)

物事を俯瞰する

弊社を担当している金融機関の方とは、毎月定期的に会い、経営方針について話しています。その中で補助金の話を聞くことがあります。同友会でも補助金を活用したという話を聞くようになり、同友会会員から勧められて私も、補助金を申請しています。

様々な補助金の情報を頂いていますが、補助金の申請書類は、慣れていないと書けない代物です。また、自社の強みや業界の立ち位置などを客観的に把握する必要があることがわかりました。金融機関の担当者は、弊社とだけ付き合っているわけではないので、俯瞰的に物事を見ることができ、その情報を頂けるので助かります。

人は見たい物を見て、聞きたいことを聞くと言われています。だからこそ、この俯瞰的な情報が、経営に一番大事だと感じています。

金融機関は、ただ勧めるだけでなく、アドバイスもしてくれています。やはり、リレーションシップバンキングの第一歩として、自社の情報を開示して、金融機関との関係づくりを深めることが肝要といえます。

安藤不動産  安藤 寿