活動報告

共同求人委員会(6月25日・26日)

85社が参加、学生394名が来場
~第1回合同企業説明会

経営者自らが学生と語る(企業ブースにて)

経営者自らが学生と語る(企業ブースにて)

「社長に会える」

今年度第1回目の合同企業説明会が、会員企業85社の出展で開催されました。

昨年からの大手企業の積極的な採用で学生の大手企業志向が強まり、採用・就職活動時期が変更となる初年度としてのスタートでした。合同企業説明会の開催時期も後ろ倒しで対応し、6月25・26日の2日間で394名の学生が来場しました。

「社長に会える」を魅力としている同友会の説明会らしく、各ブースでは経営者自らが自社の経営理念、将来ビジョン、入社後の期待などを熱心に学生に語ります。また学生の就職活動に親身に相談にのる説明会となるよう参加企業各社が連携。会員経営者が「なんでも相談員」となって悩んでいる学生に声を掛け、アドバイスします。自社だけでなく他社も積極的に紹介し、その学生の希望に沿った就職活動を支援しました。

参加した学生からは、「自分にどんな企業が合っているのかを考え直す良い機会になりました」「社員や経営者の方が様々な企業を勧めてくださって視野が広がりました」「規模が小さくても事業内容が大きく、若手のころから様々な経験ができる企業がたくさんあり、受けてみたいという気持ちが湧きました」などの感想があり、就職観の広がり、中小企業の魅力に触れる機会となりました。

中小企業の魅力とは

当日は会員向けの見学会も併設し、18名が参加。同友会の共同求人活動の特徴点、採用活動は経営指針の確立、社員教育と一体として取り組む企業変革の総合実践であることが説明されました。その後、学生へのガイダンス、各社でのブースを見学。入社1年目の新入社員がしっかりと自社の魅力を語る様子などに触れ、自社での新卒採用への機運が高まる見学会となりました。

今後、各社では会社説明会や選考を進めていきます。次回の合同企業説明会は9月7日・8日に開催。見学会も同様に行います。自社の未来の担い手の採用を考える良い機会といえます。