活動報告

仕事づくり研究会(AICL)9月5日

SNSを活用した新たな事業展開

花井 康成氏  (株)タクミ

「楽しさを発信すると共感が高まる」

「個人」を前面に出す

今回のAICL(アイクル・仕事づくり研究会)では、タクミの花井康成氏(中区北)が、SNSを活用して事業展開し、既存顧客の定着と新規顧客の獲得を実現している事例を報告しました。

現在のテレビコマーシャル・広告の類は見られない、むしろ煙たがられる風潮の中、フェイスブックやインスタグラムといった、個人同士の発信が繋がりあうSNSが、情報発信に大変効果的だといいます。花井氏はこの時代、経営者はSNSを活用しない手はないと語りました。

そして、ホームページでは誰に何をどうしてほしいのかをできるだけ明確に掲載した上で、SNSでは社長や社員を巻き込んで「個人」を前面に出すこと、「楽しさ」を発信することで共感力が高まり、「ゆるい繋がり」が広がる効果を強調。この実践の結果、自身が経営するヨガスタジオの会員が劇的に増加し、クレームや退会率も大幅に少なくなったといいます。

また注意点として、悪口の類や、ネガティブな楽しくない話題の発信は逆効果であるため極力避けるのが望ましいことが挙げられました。

スマホが劇的に普及し誰でもSNSを使える近年において、斬新な視点での事業展開を学べた例会となりました。