活動報告

東三河支部例会(2月26日)

イキイキと働ける会社作り ~働きがいのある会社へ

清水 隆治氏  清水食品(株)

指針書作成後の変化を語る清水氏

三位一体経営で自立した会社へ

2月度東三河支部例会は、「イキイキと働ける会社作り~同友会活動を通じて、働きがいのある会社作り」と題して、清水食品の清水隆治氏に報告いただきました。

清水氏は2001年に同友会に入会し、自分が思い描く会社にするために、三位一体の経営を実践することで、自立した会社を目指しました。結果、社員もイキイキと働ける環境ができ、厳しい時も乗り越え、常に成長している会社になりました。

特に、経営指針書を作成してから会社の目標が定まり、取引先とも対等に話ができる関係ができ、取引も円滑に進み始めたといいます。さらにレンコン栽培やレンコン堀り体験を通じて地域住民との繋がりができ、障害者や高齢者の雇用にも力を入れた採用の取り組みによって信頼も得て、地域に根付いた会社へと成長しました。

働きやすい会社へ

そして、農業分野への新たな参入を果たし、社員を巻き込み、新規事業への取り組みが確立されます。清水氏は、経営指針書で進むべき方向を示し、共育で経営指針書の共有をしていきました。また採用では、社員が就職希望者に理念を伝え、共感した人を採用するという三位一体のサイクルができました。

清水氏は社員から意見を引き出し、個々の目標を作り、経営指針書に反映させています。社員の働きやすい会社作りの第一歩として、目標や理念を作ることが大事だと締めくくりました。

加藤農園  加藤 記子