活動報告

金融アセスだより(第145回)

歴史の流れを知る

私が金融委員会に参加したきっかけは、フォーラム実行委員に選任され、金融をテーマとした第3分科会を選択したからです。この分科会で金融に関する知識を深めるとともに、皆さんの体験談を聞いたり、自社の状況を伝えてアドバイスをいただいたりすることで、金融機関への対応をする上で自社に活かしていきたいと思いました。

印象深い情報は、20年以上前の金融情勢の変化や、それに伴う同友会での動きに関するもので、「金融アセスメント法制定運動」と金融庁の「リレーションショップ・バンキング」推進との関係を学んだことです。現在に至るまでの情勢の変化や同友会運動の歴史を知ることは、感慨深いものがありました。

情報共有と学び

体験談の共有として、自社でリーマンショックの時に貸し渋りにあったこと、そこから業績が回復するまでの金融機関の変貌について赤裸々に語らせていただきました。地区を越えてこのような経験ができ、嬉しく思いました。

また、愛知県信用保証協会への見学会では、普段聞くことができない貴重な話を聞くことができました。

経営者としての責任を果たし会社を成長させるためにも、日々学んでいくことが大切です。皆さんも金融委員会に参加してみませんか。必ず有意義な時間となり、自社へ活かすことができます。

(株)カサイテクノ  瀧本 美穂