写真提供 豊明市観光協会

豊明大猩々(しょうじょう)祭

猩々とは愛酒家の妖精(酒の精)でオランウータンがモデルと言われる中国の想像上の怪獣です。豊明では戦前、戦後市内各部落の祭礼に登場。「トウガン」「シャモジ」などの別称で呼ばれ、逃げ回る子供達を追いかけ、猩々に叩かれる事で厄払いができるとされていました。しかし1959年(昭和34年)9月の伊勢湾台風以後、その姿を見ることができませんでした。1989年に地元の商工会が地域の活性化を図るために30年ぶりに復活。今年は9月14日に行われたのが、奇祭「大猩々祭」です。


県の中小企業支援策を学ぶ
愛知県商工部との懇談会(10月21日)


万博会場づくり構想を説明する猿渡課長補佐


99年春の新卒採用にむけ参加企業を募集中
若い輝きを企業の力に共同求人委員会

5月に行われた高校との就職懇談会




どうゆうき

第二支部の「先見ゼミ」の基調講演で山口義行先生は「経営者は日本の経済構造の本質をとらえる勉強を身につけよ」との持論を大熱弁。その後、日韓戦での日本の勝利をテレビで見届けてから、私の参加した第三分科会に顔を出され、発言されました。「いま消費者への教育を見直さなければならない。昔、魚屋のオヤジはお客さんに旬の魚や料理方法を教えながら売っていた。中小企業はそれを放棄したから、お客がなぜその店が高いかわからない。だから価格指向に走る。規制緩和で消費者からの不満、トラブルはもっと表面化してくる。お客様にしっかり情報を伝えて納得してもらう『インフォームドコンセント』が重要になってくる。千葉同友会の歯科技工士さんはそこにビジネスマーケットを見たのだ」。当社は豆菓子屋ですが、豆の料理教室や素材の勉強会をお客さんと共に行なっており、山口先生の言葉に大きく励まされました。発言は続きます。「消費者教育だけでは対応は不十分。『あそこの会社なら間違いないだろう』という第三者の権威機関が必要となる。またそういうものへの期待はすごくある。消費者の自己判断の最後の駆け込み寺になる所を作ることだ。『同友会企業だよ』というのは中小企業の確かな権威機関といえるように」と。十一月十日付けの「アエラ」の特集「株価激震」の中では日銀短観と中同協の景況分析を並べて引用し、株安の中小企業への影響を伝えています。同友会が中小企業家の「駆け込み寺」となりつつあることを実感しました。
副代表理事 福谷正男