活動報告

第16期役員研修大学 入学式(4月20日)

地域社会に貢献 ~200年存続企業を目指して

杉浦 三代枝氏  スギ製菓(株)

自社経営をありのままに語る杉浦氏

自社経営をありのままに語る杉浦氏

企業としての自立

役員研修大学の入学式が開催され、「同友会と自社経営は不離一体」とのテーマで、愛知同友会会長であるスギ製菓の杉浦三代枝氏より報告いただきました。

スギ製菓の主な事業はせんべいの製造・販売です。異物混入による苦情や主要取引先の倒産と、その経営は平坦ではなかったといいます。当時は就業規則もなく、企業というより家業に近い状態で、問屋や小売店、市場に振り回される「自立していない」会社だったと振り返りました。

積極的に学び実践

杉浦氏は将来どんな会社を目指すのかという指針を作成し、技術を生かしたOEMや小売店の拡大、清掃などを通じ地域へ積極的に関わることで、会社を成長・拡大させてきました。今秋には東北で新工場の立ち上げも予定しています。会社を成長させるには、同友会での学びをそのまま自社で実践すること。役を積極的に受け、多くの学びを得てほしいと強調しました。

役員研修大学は同友会を体系的に学ぶ場です。全講座を通して初めて会への理解が深まるため、地区や自社のために真剣に臨んでいただきたいと、役員育成担当の馬場愼一郎理事や高瀬喜照副代表理事から補足があり、締め括られました。