活動報告

ダイヤモンド部会(5月20日)

積極的な人生を

鬼頭 秀夫氏  キトウ工業(株)

劇の思い出を語る鬼頭氏

劇の思い出を語る鬼頭氏

演劇「雪どけの陽」

2006年に稲沢地区設立5周年を記念し、演劇「雪どけの陽」が上演されました。町工場の社長が同友会仲間にアドバイスを受け、苦しみながらも社員と共に成長していくという物語です。報告者の鬼頭秀夫氏は、愛知同友会30周年記念演劇「萌黄色の季節」に出演した経験から、演出を担当しました。

「やるからには、一生のうちで5本の指に入る思い出にしよう」と、毎晩、終業後に3カ月間の稽古。大半が演劇未経験で、「お客さんに体を向ける」といった初歩的なことから始め、本番では立ち見が出るほど観客が入り、感動的な経験になったといいます。

「行動をせずに後悔するより、行動して後悔した方がいい」が鬼頭氏の考えで、60代からは仕事とは違う何かを残したいと思い、小説も書いています。以前読んだ伊坂幸太郎の『魔王』がおもしろく、自分も書いてみようと思ったのがきっかけでした。鬼頭氏は、「自分の人生の中で今日が一番若い。今日できることをどんどんやり、いつまでも積極的な人生を送りましょう」と呼びかけました。