活動報告

大学就職指導研究会と懇談(9月4日)

首都圏からのU・Iターン生の就職支援

首都圏私立大学の就職担当者69名との意見交換

相互連携の機会に

首都圏を中心とした私立大学118校の就職支援に携わる担当者が共通課題の研究・情報交換を行う「大学就職指導研究会」との懇談会を行いました。同研究会は昨年度に宮城同友会と懇談しており、中部地方との懇談の機会として愛知同友会と開催したものです。

当日は研究会の4つの分科会から業界・企業・職種研究を中心とする第1分科会のメンバー69名と、愛知同友会の共同求人参加企業より21名が参加しました。そして、「人材の採用と育成に関する、産学の取り組み」をテーマに、今年度の採用活動について企業・大学のそれぞれの取り組み、首都圏の大学からのU、Iターンの支援についての情報交換を行いました。

採用は企業を変革

基調の問題提起として北川共同求人委員長より、同友会の共同求人活動が紹介されました。それは、単なる人採りではなく、企業を変革し地域を活性化させるものであり、中小企業の魅力と役割を社会に訴える運動であること。また、社員を採用することは、企業づくりの諸課題が問われ、共同求人に取り組むことは「若者に選ばれる魅力ある企業づくり」の総合実践であることが報告されました。

後半は各グループに分かれて就職に関する情報交換や、企業・大学の取り組みを交流しました。「働くことの喜びや楽しさ、中小企業の魅力を学生に伝え、望ましい就職活動となるよう支援することが必要」「中部地方の魅力ある企業の情報発信を頂きたい」など活発な意見交換がされました。今回の懇談を契機として、中部圏の企業が首都圏に出向いての合同企業説明会や学内説明会など、相互連携を深めることを確認し、閉会となりました。