活動報告

共育講座(9月25日)

社員と共にひらく未来

水戸 勤夢氏  (有)アーティストリー

「元気がわく経営理念を」と水戸氏

「元気がわく経営理念を」と水戸氏

第16期社員と学ぶ共育講座(35社、106名が参加)第5講座・水戸勤夢氏の報告を紹介します。

未来につながる第一歩

経営指針で会社が良くなると期待して作成しましたが、何も変わりませんでした。今では、「作っただけでは変わらない」ことがよくわかります。

経営理念は、会社の方向性を示すものであり、経営者の勝手な判断にならないための価値判断基準でもあります。実践では、経営者自身が変わることが何より大切です。自らが意識を持つと、損得勘定ではなく「人としてどうか」という見方に変わり、相手を想う行動に変わります。また、実践すれば計画が着実に進みます。

指針作成は大変な半面、楽しみのほうが大きく、困難に直面しても、ぶれない軸になります。夢を描き、社会的使命感を持って経営したいものです。経営理念を明らかにすると、経営者は企業の存在意義と経営責任を自覚し、自信を深めることができます。一方、社員は、経営者の経営に対する根本的な考えを理解することで安心感が高まり、誇りを持って仕事に取り組むことができます。

1日の仕事で疲れて帰ってきた社員が、それを見て元気がわいてくるような経営理念でありたいものです。