活動報告

高校生インターンシップ(8月2日~3日)

社会人って何だろう
~私たちの暮らしを支える仕事

仕事内容を聞く高校生の皆さん(訪問先の城西にて)

職業選択に向けて

愛知同友会事務局では、2005年から高校生のインターンシップの受け入れを行っています。今年も名古屋商業高校の4名の学生と2日間「働くこと」について学びあいました。

1日目は事務局員が「社会人」や「中小企業」「同友会事務局の仕事」について報告。社会人としての責任や、法人企業の99.7%を占める中小企業の実態、また「人生の達人」である中小企業経営者について学び、同友会理念実現のため人と人とをつなげる事務局の仕事を理解しました。

2日目は会員訪問として、事業用タイヤの販売・メンテナンス事業を行う城西を訪ね、代表取締役の古田伸祐氏と社員から、経営理念や仕事のやりがいについて伺いました。自分自身を成長させることで他者のことも考えて働けるようになり、結果的に地域に必要とされる会社になっていくという話や、目標に向かって一緒に努力できる仲間がいること、自分の成長が認められる環境が仕事のやりがいにつながるという話が印象的でした。

研修を終えた学生からは、「自分たちの暮らしはさまざまな仕事がつながって成り立っていることを知った」「就職活動に向けて、どんな仲間と何のために働くかを考える必要性を感じた」などの感想が聞かれ、働くことや中小企業に関する前向きな意識の変化がうかがえる2日間となりました。