活動報告

広報部会(10月31日)

先見企業から学ぶ
~西三河・東三河・名古屋第5支部編

リレー形式で発表する

訪問取材の発表会

10月広報部会は会員企業の訪問取材から「先見企業を体験的に学ぼう」をテーマに、西三河・東三河・名古屋第5支部から推薦された企業の取材発表が行われました。

まず、東三河支部の夏目電業所です。工業用モーターの修理を主とする同社では、強みを分析し、機械が壊れないよう定期メンテナンスを行うBS活動(ビフォアサービス)を始めました。また社内では、「個人」ではなく「全体」で仕事をする意識付けをし、職場の改善を社員に任せて彼らが褒められる環境づくりをしたことで、社内の雰囲気が良くなり、モチベーションも上がったといいます。

次は、西三河支部の小笠原牧場です。同社は地域環境型酪農というキーワードに基づいて、地域を巻き込み酪農産業の地位向上に取り組んでいます。仕事を機械化、IT化し、若い世代へ引き継ぐために酪農を価値ある産業へと変革するとともに、地域になくてはならない会社を目指して地域と関わっています。

時代を見据えて変革

最後は、名古屋第5支部の川口化成品です。同社は創業100年以上で、社長は4代目となります。塗料や塗装機械などの販売、塗装工事の請負などを事業とし、時代を見据えて市場を把握し、真似のされにくいビジネスモデルを展開しています。年表での報告は印象的でした。

今部会では、社員と共に時代に合った経営へと変化していかなくてはいけないことを学びました。3支部とも取材先を分析し、伝えたいことを工夫した取材発表だったと思います。

(有)アット・ウィルコーポレーション  小木曽 好子