活動報告

役員研修大学 修了式(3月19日)

同友会の「語り部」に

加藤 明彦氏  エイベックス(株)

修了生と報告者の皆さん

修了生52名を輩出

第18期役員研修大学の修了式を迎え、52名の修了生を輩出しました。

修了式では愛知同友会会長の加藤明彦氏(エイベックス)より、「同友会の『語り部』としての実践」をテーマにお話しいただきました。

加藤氏は同友会で、とりわけ共同求人を通して指針の重要性や人を生かす経営について学んだといいます。会社発展の第一歩は社員との信頼関係の構築であること。何があっても責任を取る経営者の覚悟を持つとともに、社員を最も信頼のおけるパートナーとして捉えているか。また自社で行った市場創造と人材育成の事例を挙げ、常に危機感を持って社員と共に企業づくりに励む大切さを述べ、同友会での学びの実践を呼びかけました。

代表理事の佐藤祐一氏(羽根田商会)からは役員となる修了生への期待が、同窓会長を務める鶴田修一氏(鶴田工業所)からはそれに応えていく抱負が述べられました。

修了生の感想文

島 隆寛 氏 (株)シケン (徳島同友会)

私は徳島県の同友会の副代表理事であり、来年度の役員研修会を立ち上げるため参加しました。自社の経営においても学びの多い研修となりました。

この1年を通じて、同友会の先人たちの歴史、現在の3つの理念が形成される過程、役員としてどうあるべきか、さらに自社での実践を通じて同友会を語る「語り部」としての姿などを、総合的に学べました。

徳島同友会を牽引していく立場として、今後の活動に役立てられると考えています。私も語り部となるべく、自社の経営と同友会の活動を不離一体のものとして行っていきたいと思います。

この役員研修大学の存在自体が、愛知同友会の16年連続増強を支えているのだと確信できたことも収穫でした。皆さんへ恩返しすべく徳島同友会で同様の役員研修会を開催し、自社を発展させ、会員企業を良くし、地域を元気にしていくつもりです。