活動報告

障害者自立応援委員会(3月24日)

誰もが活躍できる社会へ
~第10回バリアフリー交流会

細かな部品組立の仕事も体験

地域も巻き込む

稲沢地区のTIY工場屋外で開催されたバリアフリー交流会には、同友会会員と社員や家族、学校、行政、地元の商工会議所や金融機関の職員など130名が集いました。

会場には、ビンの色分け、モルタル造形、ベアリング組立などの仕事体験ブース、焼きそば、みたらし、風船すくいなどの屋台ブース、トラックをステージとしたライブ演奏などが会員の手作りで設営されました。

自社では、地元の特別支援学校を卒業した新入社員を4月に迎えます。実習から入社までの報告を、私と新入社員の2人で行いました。

私からは、当初は障害者雇用に乗り気ではなかったが、実習を通して、作業内容を吟味すれば活躍でき、考慮すれば作業は無数にあると気付いた経験を報告しました。社員は、植物を育てる農業に従事したいと応募し、実習はイラストを交えた手順書に沿って作業できたこと、将来は自活を目指していることを元気よく報告。会場からは大きな拍手で応援していただきました。

中小企業も知恵を出し合い、誰もが活躍できる社会づくりが必要な時代です。障害者と健常者が垣根なく働ける会社が増えるよう努力したいと思う交流会でした。

(株)国分農園  橋本 昌博