活動報告

障害者自立応援委員会(6月10日)

地域に安心感を広げよう
~バリアフリー交流会 in 西三河

仕事を体験

多彩な仕事を体験

11回目を迎えるバリアフリー交流会は、障害者と「1社1人関わろう」をスローガンに、「一人ひとりが持っている自立心や向上心を支え、地域に安心感を広げよう」と毎年開催しています。今回は、会員・社員・障害のある人・家族・学校や関係機関の方々を含む117名が集い、交流しました。

バリアフリー交流会は、すべて会員の手づくりで、仕事体験、屋台、ライブを設営し、自然に交流が深まる場をつくっています。中でも、中小企業家ならではの企画「会員企業の仕事を体験する1日インターンシップ」は、毎回参加者に好評です。

今回は7社から、「製品見本の製作、精密部品組立、ガラス瓶の色分け、アクセサリー磨き上げ、木製コースターの製作、コーヒー豆のハンドピック、瓦の型はめ、手焼きせんべい」の仕事を出展いただきました。

本物の仕事に直に触れ、自分の可能性を考えるきっかけとなる体験ブースには人だかりができ、みな熱心に作業のポイントを習得していました。

指導するのは、会員企業で働く障害のある社員たちです。参加者に手順を説明し、手本を見せ、出来上がるまで繰り返し丁寧に指導する姿は、私たちに共に育つ関わりのあり方を教えてくれます。

閉会のあいさつで、西三河支部長の鈴木学氏は、「回を重ねるごとに身近なこととして捉えられるようになった。支部内に1社1人関わる輪を広げていきたい」と、継続の大切さを呼びかけました。