活動報告

ダイヤモンド部会(6月20日)

愛知同友会副会長を退任して

山田 博比古氏  (株)山彦

同友会での23年間を振り返る

経営者としての学びと姿勢

6月例会報告者の山田博比古氏は、先の第57回定時総会にて、5年間務めた愛知同友会副会長を退任しました。

山田氏は、稲沢地区の立ち上げに携わるなど同友会で活動した23年間を懐かしそうに振り返りました。また、入会以来大切にしてきたことは、呼ばれた会合には必ず参加することだといいます。今後も会合に意欲的に参加し、どう経営していくかを身が亡びるまで学んでいきたいと力強く話しました。

コンビニエンスストアとの競合やインターネット販売の広がりなどで、山田氏が身を置く食品スーパー業界は曲がり角にきています。「多少高くても、本当に健康に良いものを売るべきではないか」という問題意識のもと、惣菜の店舗製造、鮮魚コーナーの拡大、食育教室の開催など、「健康に良いもの」「日本の生活に合ったもの」を消費者に提供する山彦独自の取り組みが紹介されました。

経営者として、同友会での学びに対する姿勢や、事業の方向性の決定において大切にすべきことが問いかけられた報告でした。

山田氏は、会内では知らぬ人がいないカラオケの名人。懇親会では美空ひばりの「三味線マドロス」を披露いただき、やんやの喝采を受けました。