活動報告

障害者自立応援委員会(7月10日)

多様な個性を受け入れる

権藤 隆司氏  (株)加藤周松商店

丁寧に卵の選別を行う障害のある社員

大らかな気持ちで

障害者自立応援委員会では将来的な障害者雇用を見据えて、障害者雇用をテーマに報告とグループ討論を行っています。7月例会では、碧南・高浜地区会員で加藤周松商店取締役の権藤隆司氏が報告しました。

同社は養鶏場から卵を仕入れ、洗浄し、パッキング加工を行いスーパーマーケットに流通する、地域に愛される卵の販売店です。正社員は5名、パート29名で、そのうち1名が障害者です。

2012年に、人手不足を解消するため、ハローワークから18歳の男性を紹介されたのが、障害者雇用のきっかけでした。

入社して以来、丁寧に仕事をすることで、周囲からもあてにされています。仕事中に大きな声で歌を歌ったり、作業場を少し離れ、天井を見上げることもありますが、彼の気分転換にもなっており、その様子を社員の皆さんもごく普通に受け入れています。パート社員の多くは母親のような世代で、自分の子供を育てる感覚で温かく見守ってくれているといいます。

アットホームな会社に

また、一昨年からは安城特別支援学校のインターンシップも受け入れています。多様な個性を受け入れる土台づくりをしていく気持ちがあったからこそ、インターンシップも始められたのだと思います。

報告中は終始、権藤氏のほがらかな人柄がうかがえ、会社をアットホームな雰囲気にしていきたいという強い気持ちが伝わってきました。

障害者雇用は社長の考え方次第です。「障害者も人材として能力を引き出し、大切にして、社員がワクワク楽しく働ける会社にしたい。そのために、多様な個性を受け入れる会社の風土を大切にしている」と語りました。障害者との関わり方の1つとして参考になる報告でした。

(株)大磯屋製麺所  磯貝 賢一