活動報告

共同求人委員会「身近な働く場」(10月17日)

城北つばさ高校で企業展

保護者も同席して地元企業を知る

就労観を養う一助に

愛知県立城北つばさ高等学校(名古屋市北区)との共催で、「城北企業展」を開催しました。この企画には、北区に会社がある企業を中心に会員企業14社、その他に警察・郵便局・自衛隊や地元企業等、合わせて23社が出展しました。

同校は単位制による定時制の高校で、昼間部(普通科)80名、夜間部(ものづくり科)40名程度が在籍しています。前身の愛知県立愛知工業高等学校の校地を活用し、昨年4月に開校したばかりです。

「就職活動が本格化する前に、さまざまな仕事があることや企業と地域などについて、生徒に直接伝えられる場がほしい」との金子悟校長からの依頼を受け実現しました。

出展企業の中には前身校の卒業生の会員もおり、働きながら学んだことが社会に出て大変役立ったこと、学生のうちから視野を広げて挑戦することの大切さを伝える姿も見られました。また、経営者が直に語ることで、同席した保護者にも好評だったとの感想もいただきました。

事業や生活を営む場所が、もっとも身近な「地域」といえます。教育の場である学校との連携のもと、学生や親などが経営者と直接会って社会への関心を深めることが、就労観を養うことに繋がると感じました。そしてその先に、中小企業で働くことが選択肢の1つに挙がるのではないかとの期待も持てました。

今後も地域と連携しながら、学校教育の一助となるような活動を進めていきたいと思います。