活動報告

第19期役員研修大学 第9講座(1月21日)

産学連携で人づくり・仕事づくり

水戸 勤夢氏 (有)アーティストリー
鳥越 豊氏  (株)鳥越樹脂工業

産学連携の取り組みと意義を学ぶ

愛知同友会は、県下の5大学と連携協定を締結し、様々な取り組みをしています。第19期役員研修大学・第9講座では「産学連携」をテーマに、水戸勤夢氏と鳥越豊氏に報告いただきました。

インターンシップで採用力・共育力を

水戸氏は、同友会の産学連携の「人づくり」の取り組みとして、授業への講師派遣や大学生のインターンシップを紹介しました。

同友会のインターンシップは、採用の手段にしないことにこだわり、学生は2週間の就業体験を通して中小企業の魅力を知り、就業観・人生観を養います。また、企業は学生に自社の魅力や仕事を教えることで、採用力や社員の共育力につながります。水戸氏自身も経営指針を実践する中で毎年のインターンシップが役立っていると報告し、参加の呼び掛けをしました。

会社を維持・発展させるために

鳥越氏からは「今ある仕事は将来無くなる」という前提のもと、会社を維持・発展させていくための産学連携の「仕事づくり」についてお話しいただきました。

鳥越氏は、まずは人を生かす経営の実践による組織力の強化をベースとし、その上で、自社だけで解決できない部分の解決のために産官学連携が役立つと言います。自社の事業目的をとぎ澄まし、日頃から様々な情報を得る場に身を置くことで、経営者としての直感力が高まるとし、仕事づくり研究会「AICL」を紹介しました。