活動報告

「自ら学び実践、そして発信」広報部会(2月4日)

佐藤 祐一氏  (株)羽根田商会

広報部に期待する役割を語る佐藤氏

模範企業の紹介を

2月の広報部会では、愛知同友会代表理事である羽根田商会の佐藤祐一氏に報告していただきました。

冒頭に佐藤氏は、広報部に期待することとして、1つ目は会員の手本となる会社を紹介してほしいと語りました。具体的には、経営指針を作成して実践していること、専門委員会や事務局を活用していること、同友会から得られた学びを実践していること、皆の憧れの存在であること等です。記事を書く際には、人を生かす経営をしていることや自立型企業であること等、社員がいきいきと働ける環境をいかにしてつくるかに焦点を当ててほしいといいます。

2つ目は愛知同友会の組織全体について説明され、同友会運動の啓蒙や委員会の活動と活用法や学習会等、学びの場が地区以外にも多くあることを周知してほしいと語りました。

2019年度テーマ「同友会らしい先見企業をつくろう」

労使見解の重要性

そして3つ目として、同友会運動の啓蒙という意味では経営を通してより良い社会をつくることがポイントであるといい、「永続すること、地域に対してどのような関わりをすればよいのかを例を挙げて紹介すること、労使見解の重要性を強調してもらいたい」と語りました。

次に基本の話として、会の組織や歴史に言及。その中で、同友会運動とは企業経営を通してより良い社会を実現することであり、その本質は中小企業における労使関係の見解であると述べました。

労使見解については、人を中心に置いた経営であり(人を生かす経営)、社員が人間らしく、安心して自分らしく働ける会社を創ることであると説明します。人を生かすという切り口で自社をどう捉えるのかが大切であり、同友会運動とは何かということを、具体例を示しながらわかりやすく伝えてほしいと呼びかけました。

犬飼突板(株)  犬飼 英清