活動報告

名古屋市長選挙政策シンポジウム(4月3日)

「名古屋市産業振興ビジョン2020」を問う
~立候補予定者2名に聞く

名古屋市政の展望を語る両氏(右から河村氏、岩城氏)

市政で果たす役割

経営環境改善部門の主催で、4月23日投開票で実施された名古屋市長選挙に際して政策シンポジウムが開催され、全体で96名が参加しました。

当日は立候補予定(4月2日時点)の岩城正光氏(前名古屋副市長)、河村たかし氏(名古屋市長)(50音順)に登壇いただきました。

今回のシンポジウムは、「名古屋市中小企業振興基本条例」の施行から4年が経ち、「名古屋市産業振興ビジョン2020」実行の初年度であることを踏まえ、事業所数の減少、水面下で広がる貧困、さらには今後予想される人口減少などにより地域が衰退の危機に直面するなかで、中小企業はどのような役割を名古屋市政のなかで果たせるかを中心テーマに位置付けての開催でした。

両立候補予定者によるパネル討論では、(1)地域社会や市民生活における中小企業の役立ちや期待、(2)中小企業の現場の声を市政にどう取り込んでいくか、(3)名古屋市職員が中小企業や市民と継続した関係性を構築するための方策、(4)名古屋市各区の機能強化について、(5)国や県との相互連携に関して、それぞれの問題関心、政策立案の視点に基づきご回答いただきました。

最後に、名古屋市条例推進協議会代表の木全哲也氏より、「一人ひとりが自らの頭で考え、より良い名古屋づくりに向けた1票を投じよう」との呼びかけがされ、シンポジウムの締めくくりとされました。