活動報告

政策研修交流会(6月1日)

中小企業の力で社会変革

和田 勝氏/政策委員長
城所真男氏/名古屋第4支部長
内輪博之氏/専務理事
木全哲也氏/名古屋市条例推進協議会代表

正しい主張を発信

2017年度の政策研修交流会が会員・事務局65名の参加で開催され、和田勝氏(政策委員長)、城所真男氏(名古屋第4支部長)、内輪博之氏(専務理事)、木全哲也氏(名古屋市条例推進協議会代表)が登壇しました。

和田 勝氏

城所 真男氏

和田氏からは、同友会設立の背景と、主な経営環境改善に関する運動の歴史から、現在の憲章・条例運動が同友会らしい政策活動の到達点であること、同友会の政策活動は批判や反対の運動ではなく、提起・提案型の運動であることを指摘。政治的問題に直面せざるを得ない政策活動でありながらも、同友会は政治におもねるのではなく、正しい主張を発信し続け、共感を広げ、時代を動かすものであることが強調されました。

次に城所氏は、日常の経営や会活動の中で会員一人ひとりが政策活動に関わることを報告。常に同友会理念に照らして自らの経営を振り返り、正しい経営を進めることを基本に置いてこそ、本当の意味で社員さらには国民から広く共感・共鳴を得られる政策活動となること、同友会理念を深く学び、実践する中小企業家を増やすことが、個々の国民の幸せを実現する道筋となることが報告されました。

自らの言葉で語る

内輪 博之氏

木全 哲也氏

内輪氏からは、愛知同友会を取り巻く環境について報告があり、同友会運動の広がりに伴い、対外関係もかつてないほどに広がっていること、会外諸組織と関わる会員一人ひとりが愛知同友会の顔であり、常に相手の立場を考えた行動をする重要性が整理されました。

最後に木全氏より、まとめ報告が行われました。自身が金融アセスメント法制定運動に最前線で関わってきた体験から、同友会の政策活動は、単に中小企業の金儲けのためではなく、広く国民全体をより良くするための運動であること。社会は簡単には変えられないが、着実に取り組み続けることで、少しずつでも確実に変えていけること。そしてそのことに確信を持ち、自らが主体者となり、何度も学び、自らの言葉で語ることで運動を広げ、中小企業の力で社会を変えていこうとの呼びかけで締めくくりました。