活動報告

報道記者との情報交換会(10月2日)

景気動向を見る ~大きな転換期は目の前に

景況調査や金融調査の結果を発表、4紙の記者と意見交換

変化に対応したいが

第18回目の記者との情報交換会が、4紙(中日、中経、日刊工業、読売)の記者と愛知同友会からは、宇佐見報道部長や出原金融委員長ら8名の参加で開催され、8月末景況調査と金融アンケートの結果を報告しました。

景況調査の結果では、製造業の好調が影響して今後の見通しが大幅に改善していることを報告しました。反面、世界の動きを鑑みると、自動車のEV(電気自動車)化が加速し、製造部品の数の減少が予想されます。

愛知県にとって多大な影響の及ぶ流れですが、現場では仕事に対応することが精一杯で、世の中の変化を感じながらも動けないジレンマが報告されました。景気が良いとされる時期だからこそ情勢は注視しておく必要があると指摘がありました。

2017年8月末調査

若者を取り巻く環境

また金融アンケート結果では、90%以上の企業で経営者保証を提供し、第三者保証も直近でさえ14%が提供していることがわかりました。一方、2割近くの企業が融資の8割以上を無担保無保証にできたと報告しました。

その後は、昨今の採用事情や若者を取り巻く労働環境についても現場で起こっている状況が話されました。そこでは人材不足が深刻化するなかで、今後の採用活動のあり方も見つめ直す必要があるのではないかという意見も出されました。

意見交換会の終了後も記者の皆さんからの質問に個別で答え、翌日には2紙の朝刊で当日の発表内容が掲載されました。