活動報告

東海財務局・中部経済産業局との懇談(11月9日)

地域のあり方を探る
~中堅職員と若手経営者の「不惑の会」を開催

地域をどう活性させるか議論を行う

地域連携のあり方

論語の「40にして惑わず」にちなんだ「不惑の会」が開催されました。この会は東海財務局、中部経済産業局の中堅職員と愛知同友会の若手経営者の集まりで、3回目の今回は18名が参加しました。

問題提起として、「地域活性化を目指す地域連携のあり方~支援機関は特性を生かし、どんな役割を果たすべきか」をテーマに、大和総研金融調査部主任研究員の鈴木文彦氏に講演をしていただきました。

鈴木氏は、地域GDPを高めるには、高度化された専門職と純移出の割合を高めることと指摘し、域外市場産業を起点とした地域活性化の発現メカニズムを紹介しました。

また地域活性化の勘所である、ターゲット分野の創業や生産性向上の支援、支援機関(自治体・商工会議所・地域企業・金融機関)の特性を生かした連携体制のあり方を提言しました。

意見交換では、経営者側から、顧客に中小企業の付加価値が認められず、取引先が廃業し、従来のサプライチェーンが崩壊している実情が話されました。その他、企業の収益構造を把握できれば、支援体制を整備できるとの意見も出されました。

相互理解を深め、親睦をはかる不惑の会は、今後も継続して開催していく予定です。