活動報告

愛知労働局(厚生労働省)との意見交換会(1月15日)

「働き改革」の実現、中小企業では!

初めて行われた愛知労働局との意見交換会

中小企業との連携を深める

愛知労働局と愛知同友会の初めての意見交換会が開催され、愛知労働局より木暮局長をはじめ11名、愛知同友会からは加藤会長、佐藤代表理事など11名が参加しました。冒頭挨拶で愛知労働局の木暮局長は「人手不足のなか労働環境が大きく転換するため、中小企業の課題や関心を聞き、連携していきたい」と述べました。

次に愛知同友会から「同友会理念と働き方改革」をテーマに問題提起を行いました。中小企業は地域と共にあり、人間尊重を基本とする同友会理念を説明。働きやすい企業風土と未来が見えるビジョンが必要であるとして、魅力ある企業づくりを提唱しました。

「現場」では

取り組み報告として愛知労働局より最重点課題が説明され、働き方改革、非正規雇用、障害者雇用、過重労働や労働災害の防止など、詳細なデータをもとに実績と目標、対応策が紹介されました。

意見交換では、働き方改革は、(1)魅力ある企業づくり、(2)働きやすい企業づくり、(3)未来が見える企業づくりであることを再確認し、36協定の締結率の低さ、豊かに働く文化の醸成事例、女性が活躍しにくい社会環境、特定派遣廃止に関する質問など多岐にわたる話題が出されました。特に下請中小企業は、時間調整が自社ではできず、労働時間の単純な規制には対応できないこと、豊かな社会を下支えする多様な中小企業の役割の認識を提起しました。