活動報告

共同求人委員会(6月20日)

147名の学生が来場
中小企業でしかなし得ない採用活動

企業ブースでは社員主導で自社をPR

学生の意見を参考に

3回目となる合同企業説明会が開催され、学生147名が来場しました。

前回の来場者アンケートを反映し、今回は学生が回りやすいよう業種ごとにブースを設営。また、選考に進む段階で自己PRや面接に不安を抱えている学生に向け、社長から直接アドバイスをもらえる模擬面接を実施しました。参加した学生は、社会人になる覚悟や不安に対する解決の糸口が見つけられたようです。

従業員300人未満の中小企業の求人倍率は、過去最高の9.91倍となり、中小企業にとっては採用がますます厳しくなる実態が浮き彫りになっています。その中で、参加企業は外部環境に左右されずに企業の魅力を高めるため、労働環境を整備し、働く社員のやりがいに繋げています。

小規模でも、「今はできないこともあるが、10年後にこうありたい」とビジョンを語り、一緒につくっていこうと呼びかける企業。昨年の合同企業説明会をきっかけに採用した初々しい新入社員と共に、学生にやりがい、働きがいを語る企業など、多くの企業が社員主導で自社をPRし、工夫を凝らして学生に魅力を伝えていました。

社員と思いを共有

同友会で開催している合同企業説明会は、採用を目的としていますが、社員と話し合いを重ね、求める人物像を明確にしながら、思いを共有する場でもあります。

会社は人生に大きな影響を与える場であり、経営者は採用を通して、社員の人生を預かる覚悟を持っています。どんな仕事をしようかと迷い、まだ決めかねている学生に対して、「この会社だ!」と思ってもらえるように準備をしっかりと重ね、ぶれない理念採用をしています。

同友会では今後も働く意味を社員と共に追求し続け、生きがいややりがいを持ち、人生に手ごたえを感じられる、「中小企業でしかなし得ない」採用活動を目指していきます。