活動報告

どうゆうき

▼私は同友会に入って20年になります。入会のきっかけは付き合いのあった先輩経営者からのお誘いでしたが、私自身もその頃に会社経営で悩みがあったからです

▼私は会社を始めて37年になります。工業高校を卒業して6年勤めた会社で金型作りを覚え、独立しました

▼当初は1人で仕事をしていたので、多少の苦労はあっても無難に経営をしていました。ところが創業10年ほどでバブル経済が突然崩壊し、経営環境が急変します。金型業界では仕事が激減し、倒産や廃業が相次ぎました。私の以前の勤め先も廃業となり、残っていた従業員3名を、弟と2人でやっていた自社で雇用することになったのです。先の見えなくなっていた私は、同友会にいれば何か見つけられるのではないかと思い、すぐ入会しました

▼入会の翌年、グループ会で「99ビジョン」「自立型企業」「地域密着」という言葉を初めて聞いて、今後の方向性と同友会の先見性を感じ、さらに関わりを深めました。様々な役を務めながら会活動の中で学び実践することで少しずつ会社も大きくなりました。厳しい環境の中ですが、現在は100名の社員と共により良い会社を目指し、チャレンジしています

▼同友会に出会えたこと、これまで同友会を支えてこられた先輩方に改めて感謝しています

▼日本は少子高齢化と貧富の差がますます進むといわれています。生きる人すべてが安心して人間らしく暮らしていくためにも、同友会運動が重要です。同友会の一員としての誇りを持ち、次世代の運動を担う若い経営者につなげていきたいと思います。

副代表理事  高瀬 喜照