活動報告

中部経済産業局・東海財務局との交流「中小企業は地域のインフラ」(5月30日)

若手経営者と中堅職員との「不惑の会」を開催

中部経産局、東海財務局の中堅職員等18名が参加

フィールドワークとして

論語の「40にして惑わず」にちなんだ「不惑の会」が開催され、中部経済産業局、東海財務局の中堅職員と愛知同友会の若手経営者の総勢18名が集いました。

6回目を迎える今回は、フィールドワークとして(株)エステムの調査分析センターを訪問し、国土交通省「建築物省エネルギー性能表示制度」で最高ランクの5つ星を取得した、作業環境の改善と省エネを考慮した施設を見学しました。

自然エネルギーを活用したZEB(ゼロエネルギービル)の試みとして、地熱を利用したり窓枠を木製にしたり熱負荷を抑制する取り組みを学びました。また、災害時に地域のインフラとして社会貢献できる体制が紹介されました。

エステムの調査分析センター

学習型企業めざして

次にエステム名誉会長の鋤柄修氏より「学んで実践し続けてこそ」と題して、中小企業家の生き様が報告されました。会社の概要と生い立ちから始まり、同友会への入会と目覚め、経営者としての正しい姿勢、同友会での学びの自社実践を振り返りました。

具体的には、社員を経営の良きパートナーとすることや、目標を明確にして戦略を練ること。理念を外部発信する環境フォーラムの実施、社長を社員から選ぶ挑戦(個人保証の弊害)、エネルギーシフトの実践などが語られました。特に同友会理念にある「自主」について触れ、自ら考え行動する学習型企業をめざし、社員の翼を鍛える人材育成の足跡を強調しました。