活動報告

どうゆうき

▼次年度の方針・計画を明確に定めていくことは、企業にとって組織経営を目指す上で重要となります。同友会においても次年度に向かって議案説明会が始まり、これを通じて全会員一丸となるベクトル合わせを行います。同友会の組織運営の基礎は地区運営にあります。昨年12月の理事会で、地区運営費の配分方式の変更が決まりました

▼3つの要点のうち1つ目は、これまでの地域性を考慮した会員数による定額配分から、年度計画に基づいた実績配分に変わることです。使途に大きな変更はありませんが、地区運営の方針や実態に合わせた予算立てを地区が行い、組織部門において調整を行った上で総会で承認します。2つ目として、使途での新設された項目として「地区活性化費」があります。これは地区会長が例会や増強活動など、地区の課題を効果的に達成するための予算項目です。3つ目として、これまでの地区の繰越金は2021年度までに地区の活性のために使い切り、解消していきます

▼このように、年度の初めに十分計画された事業内容と予算があれば、1年間の組織運営は有効的に進行していくのです。もちろん、半年後の中間決算と年度末には最終決算で振り返りを行います。このように経営者にとって、PDCAを回すことが組織を強くしていくということを学び、効果的な運営を不離一体の精神で実行したいと思います。私たちは5000名会員を目指しています。そのすべての会員が等しく学べる機会をつくる組織運営が、同友会運動のさらなる発展に繋がっていくにちがいありません。

副代表理事  加藤 昌之