活動報告

西尾張支部 経営者の集い「何でも話せる仲間がいますか」(10月18日)

自社の成長につながる出会いと学び

加藤 努氏  (株)ケイズテクノ

積極的に学ぶことが大切と語る加藤氏

学んで自分が変わる

ケイズテクノの加藤努氏を報告者に、西尾張支部「経営者の集い」が開催されました。

加藤氏は独立創業し、1年目の時に知り合いから同友会を紹介され、同じ経営者が真面目に勉強している姿を見て、このままではいけないとの危機感から入会を決めました。当時、青年同友会へ所属し、「何のために」と考えること、様々な人との関わりから発信することの大切さを学んだといいます。グループ長や増強委員長の役を受けて一生懸命に取り組み、この時から自身の価値観に変化が現れ始めたと語ります。

一宮地区へ移籍後は、青同とのギャップやリーマンショックの社業への影響も重なり退会を考えた時期もありましたが、仲間から励まされ、退会を考え直します。

地区会長を務めた時には、会社の方針や計画が固まりましたが、同時に同友会の活動も忙しくなり、社員とのコミュニケーションが不足し、社員の入退社が繰り返された時期もありました。しかし、課題はありながらも、地区会長として会活動も社業も充実した日々を過ごし、青同時代に感じた自身の変化が明確になった2年間でもあったといいます。

知り合い、学び合い、励まし合う

役員を引き受けることは一見、同友会に費やす時間が増え、負担も大きく感じるものですが、関わる人が増えることで仲間ができ、色々な情報も手に入り、会社で実践できることも多くなります。加藤氏は、同友会は年間7万2000円で学び放題であり、積極的に活動することが、自社の成長に何よりも繋がっていくと強調しました。

また、現在も会員数が増えていることに触れ、「中小企業が自主的な努力で会社を発展させ、人間が人間らしく生きることのできる社会づくり」を目指す同友会の理念に、共感する人が増えている証拠だと話します。「今の時代はモノが溢れ、経営者は常に先を見据えた経営が求められます。是非、仲間となり、異業種の経営者から学び合い、励まし合いながら、良い会社づくりをしていきましょう」と呼びかけ、締めくくりました。