商店街の問題はわたしたちすべて(暮らし・都市・まち)の課題



田中亨氏田中政商店・代表〈呉服・寝具卸〉(地域活性化委員長)

地域活性化委員会では、商店街問題は単に商店だけのことでなく、「私達すべての暮らしや都市、まちの課題である」という考えで、昨年八月から研究活動を積み重ねてきました。五回の「商店街経験報告会」(各内容は表に要約)のうち、第三回目の会合で、田中地域活性化委員長がこれまでの活動をまとめ、新たな課題を提起しました。

「地域一番店」から「まちづくり」へ



テーマで売る時代に

商店街を四つに分類してみると

商店街は舞台・個々の店は俳優・まちづくりは演出




商店街経験報告会より(8月〜1月・5回シリーズ)地域活性化委員会

事業展開として、商店街の役割として、街づくり三法など、商店街をとりまく環境について多面的な報告と、それに基づく討論が行われました。各報告を箇条書きにして整理してみました。

■第1回(8月6日)■
「苦境にある商店街と生鮮食品・惣菜業界」沼波一郎氏(資)奈多屋・社長
(惣菜・弁当等製造小売)


■第2回(9月8日)■
「祖父の代からの店の業種転換とこれからの戦略」鵜飼孝次氏(資)尾張屋本店・社長
(オーダー紳士服、和装雑貨小売)


■第3回(11月11日)■
「地域活性化と商店街再生の考え方」(中間まとめ)田中亨氏田中政商店・社長
(呉服・寝具卸)(下記参照)

■第4回(12月7日)■
「新着!商店街活性化の現状」土屋雅彦氏(有)みやび工房・社長
(企画プレゼンテーションサポート)


■第5回(1月18日)■
「まちづくりと補助金〜行政との関わり方」高岡正昭氏(有)共生都市計画研究所・社長
(再開発コーディネーター、コープ住宅企画)



【地域経済の担い手は誰か?】