名古屋支部2000年度活動方針

はじめに
工業出荷高全国一の愛知県、そして名古屋市は人口200万人以上を抱える「政令指定都市」として、それにふさわしい支部活動を展開していきたいと思います。同友会理念は、(1)3つの目的、(2)自主・民主・連帯の精神、(3)「国民や地域とともに歩む中小企業」の3つからなりたちます。また愛知の「99同友会ビジョン」の中では、時代を「自立型の中小企業が国民や地域社会とともに歩む時代」としており、大きく2つの目標(旗印)を掲げています。名古屋支部は上記の実現をめざします。
(1)活動の目的
同友会理念と会ビジョンの実現を目的とします。
(A)自立型企業づくり・支部として研究会等で自立型企業づくりに必要な課題を研究し深め、実践の成果例の報告会を設けるなど、会員企業に還元していきます。(2)地域社会と歩む中小企業と同友会の実現・地域から「あてにされる」会員企業と同友会をめざします。・「地域の課題」で議論できる「研究会」を編成します。・支部の役割として、広く会外に目を向けた活動を行います。
(2)共にめざしたい価値観
(A)中小企業都市『名古屋』をめざしたい。(B)名古屋の中小企業は同友会で学ぶことが必須条件でありたい。
(3)活動の考え方
(A)会員や事務局員にとっての要望や意見、価値判断を活動の基本にします。(B)「べき論」を踏まえながらも、「実践と成果」を重視した活動をします。・各企業が学んだことを実践し、成果をあげ、会に還流します。(C)IT(情報技術)を駆使した活動をキイにします。
(4)活動のスタンス
●支部と地区の役割を明確にし、下記の活動を展開します。
(地区)
(A)地区は活発な活動を通じて学びと人脈作りの場であり、各区行政や他団体等に対応する基本的な窓口として活動します。
(B)そのためにも、支部再編後の地区再編(行政対応)に臨みます。
(支部)
(A)支部は研究会活動を高めるとともに、地域への発信とそこへの影響力を広げていく旺盛な実践活動をします。
・「研究成果や事例発表を中心に、会員及び地域に発信する」支部研究会。
・名古屋市への政策提言や対応する他団体等への提案・協力。
・地区単位での地域との連携への支援や協力。
・社会的な影響力を広めていくためにも、会員増強を旺盛にすすめます。
(会員増強の基本)
・魅力ある会活動が存在し,それが相手に伝わり、さらに理解されることをポイントとします。支部役員全員と事務局が一丸となって増強目標をクリアーします。
・あたかも各企業での現実の事業活動の売上拡大作戦と同じスタンスとします。