障害者問題委員会(7月7日)
春日井高等養護学校の見学会(工業関係)
「高等養護学校」では、軽い知的障害の生徒達が就職を目標に、木工・金工・紙工・縫工・窯業・セメント加工などの実践的な授業を受けています。今回は共同求人委員会や地元の春日井地域の会員の皆さんと共に見学させていただきました。
熱い愛情が伝わってきた(見学会に参加して)
水戸勤(有)アーティストリー(中村地区)
今回初めて、養護学校を見学しました。会社に近いことと、障害者問題委員長の松田さんは同じ地区の会員で、以前から委員会でのがんばりを知っていましたので、気軽に参加しました。「養護学校」にもいろいろあり、「高等養護学校」は比較的軽度の子ども達の学校ということで、見ている限りでは、違いがほとんどわかりません。知恵は遅れているかも知れませんが、人としての愛情をたくさん与えられ、礼儀正しく、素直で明るく、普通の学校の子ども達よりすばらしいと思いました。愛情をもって接するからこそ素直で感謝できる子どもが育つのではないでしょうか。最近の少年事件は、大きな愛情不足が原因のように思います。しかし、少なくともこの学校には、愛情があふれていました。教室は、生徒一人一人に目がいき届き、話しかける時もとても温かさを感じました。また、先生とPTAとが手をつなぎ、子ども達が社会になじんで継続して仕事につけるよう一所懸命に努力している姿は美しく、熱い愛情が伝わってきました。「障害者を大切にする家族は栄える」と聞いたことがあります。やはり思いやりや愛情を大事にすることが人として大切なのだと、再認識させられました。