女性部会発足30周年・記念総会(2月25日)
広げよう未来への展望学ぼう仲間と共に〜120名が参加〜
女性部会は今年発足30周年を迎え、記念すべき第30回定時総会を「名古屋マリオットアソシアホテル」で2月25日に開催しました。この総会では福岡同友会会員でやずや社長の矢頭美世子さんをお招きし、「経営のパートナーシップ」と題しての記念講演が行なわれました。参加者は女性部メンバーの他に、愛知会員や会外の方を含め120名と、この10年来ない多くの参加者となりました。
●輝く女性の生き方を追求して
さて女性部会のめざすものは同友会理念に基き、資質向上と自立をめざしながら、お互いの経営経験や人生経験から謙虚に学び合うこと、そして人間的に高め合うことです。またこのことは、輝く女性の生き方を追求することでもあります。総会議事の中では、経営に携わる女性の輪を広げること、新年度の活動テーマである「経営における自らの役割を明確にし、その責任をはたそう」を実践することを確認しあいました。
●女性部会の大切さの証として
記念講演の講師選定にあたっては、女性部で20数年間学び続けた実行委員長の辻陽子さん(辻安全サービスセンター)の深い想いと情熱があり、今回、実現する運びとなりました。講師選任にあたり、(1)女性部会の存在の大切さの証ができる、(2)同友会理念にそって「学ぶ」事の大切さ、素晴らしさを語って頂けること、(3)経営に携わる女性の真の姿、子育てや介護、一人何役も引き受け、かつ企業人であることが要件でした。夫婦で生業から家業へ、そして企業へと発展させ、経営者として12年前から、先代社長と共に同友会で学び、成長し、さらに仕事でも家庭でもいつも話し合い、良きパートナーであった矢頭美世子社長。矢頭社長をおいては、他にはありませんでした。
●互いに学び、成長する
創業者である夫の急死にも経営計画書があったので全社員と共に目標達成することができた、経営計画をキチンと立てること、経営者の想い(理念)を伝えていくことの大切さなどを、矢頭社長は熱く語られました。女性部会は自ら経営責任を負っているリーダーのみなさんの集まりです。経営に携わる女性の成長をめざし、女性経営者と経営者夫人が共に学び、成長することの大切さを再確認した記念すべき総会となりました。
(株)愛豊精機製作所高橋尚子(女性部部長)