シリーズ広報委員登場(15)
地区広報紙『KARIYA』を創刊して
原芳伸(株)三原工業(刈谷地区)
脱!固定概念
組織のトップは、会員の「やる気と一体化」を図らなければならないと思います。やる気を奮い立たせるのは、まず不満の解消です。一体化は指針(計画・想い・志・理念)を示すことです。また不満を解消するには意見や感想を聞き、会活動に反映していくことだと思います。ダーウィンの進化論に、「この世は強者が生き残ったのでなく、賢者が生き残ったのでもない。生き残ったのは、その時代の変化に対応したもののみが生き残ったのだ」とあります。同友会も固定概念にとらわれず、常に時代に応じて変化しなければ、活性化はできないと思います。
新鮮で身近な情報を
そう考え、今年度から地区の広報紙『KARIYA』を創刊しました。役員会での協議・審議事項や連絡事項などを紙面で伝えると同時に、「近況報告(会員このごろ)」等で、新鮮で身近な情報交換もおこなっています。普段、会に参加できない方も、この、『KARIYA』の紙面で登場できる喜びを感じてもらえればと思っています。少しでも明るい話題として、いいことがあった人に「いいこと・百文字文集」や、「意見・感想欄」を設けて、より地区の活性化を図っています。
会員に支えられて
役員歴の長い私ですが、常に一般会員の立場に立って物ごとを考え、発言や行動するように心掛けています。すると、やらなければならないことがたくさん見えてきますし、やってはいけないことも見えてきます。「会員に支えられて、今の自分があるのだ」と、役員を務めることにより学ぶことができました。これも会員あってのおかげと感謝しています。