女性部6月19日
『えびせんべい』を地場産業に〜その経営学を学ぼう〜
杉浦三代枝氏スギ製菓(株)
「私の履歴書」のごとく幼い頃のこと、そして「えびせんべい」とのかかわりから始まり、当時の風景が漂い、懐かしい気持ちでお聞きすることができました。のどかに「せんべい」を焼いていたのが、どうしてビジネスへ発展していったのか?ありました、秘密が…。それは「いかの足」、つまり「ゲソ」を商品にするアイデアが企業発展の引き金になったのです。しかし、今に至るまでにはたくさんの試練があり、一番は悩みから逃げずに克服されたことだと感じました。ちょうど悪い状態の時に同友会に入会され、ヒントを得ます。それをすぐさま実践され、今でもそれは続けられています。会社の経営理念を確立され、それに基づき経営指針を立て社員一丸となっておられる姿は、まさに理想だと敬服しました。勉強しているのは何を得るためか、思いを新たにした勉強会でした。
参加者の「一口感想」
女性部では会合の後、参加者全員の方に「一口感想」を書いて頂いており、その一端をご紹介します。(Aさん)200年後のビジョンの話や、10年後の商品のコンセプトが「おいしいもの・やわらかいもの・栄養のあるもの」と決められていることに、なるほどと思いました。また、なぜ同友会が指針づくりを言っているのか理由がよく分りました。(Bさん)威張らない、謙虚になる。同友会の学びを素直に自社に取り入れる姿、成功の秘訣ですネ。地域密着型は現在の自社の課題でした。ヒントをたくさん頂き、ありがとうございました。(Cさん)社員の考えも「まかされる事」によって成長し、色々な考えを出しあって消費者に喜ばれる商品を開発していく。そんな社員教育の大切さ、それと社長の素直な考えが良かったと思います。私共もそんなところを見習って頑張っていきたいです。
(株)高山電機青木佐賀子