広報部7月28日
福谷副代表理事と上根実行委員長が語る
あいち経営フォーラムとは!
過去4回の実行委員長を務めた福谷氏よりフォーラムの歴史と意義が、今年実行委員長となった上根氏より分科会の内容や今回のフォーラムの特徴が語られました。
●10月17日を「同友会デー」に
福谷正男氏(資)豆福商店・社長(副代表理事)
「あいち経営フォーラム」は、愛知同友会創立35年を記念して始められました。その開催目的は、(1)総合的・系統的に経営課題をとらえ考える場、(2)全国会合レベルの内容を追求する場、(3)愛知の会員が経営課題を持ち寄って一同に集う場、以上のように整理されています。一昨年10月の第4回フォーラムでは700名弱が参加するなど、回を重ねるごとに参加者が増えており、今回の参加目標は会員の4割にあたる1000名です。尾張支部は250名、名古屋支部は600名、三河支部で200名を目標としています。今回のフォーラムではテーマに『経営危機突破』とあるように、「目前に迫った問題解決」のため、中小企業家が実践的な知恵を持ち寄り、今日の経営危機を突破することを目的としています。分科会では各経営課題を徹底的に討議する場として位置づけており、じっくりと午後の時間、半日をかけて各テーマを深めます。さらに全県下から会員が参加し、新しい出あいの場ともなりますし、様々な考え方が学べる機会でもあります。分科会の質の高さでは、全国の同友会からも注目されています。ぜひ今から10月17日は「同友会デー」として一日空けておいて下さい。
●同友会3つの目的で14の分科会を編成
上根崇氏上根精機工業(株)・常務(フォーラム実行委員長)
全体会では「自社発展の原動力とは!」をテーマに、全国的な『ミスター同友会』である鋤柄修氏(中同協幹事長、愛知同友会代表理事)と宮崎由至氏(中同協副会長、三重同友会代表理事)のお二人をパネリストに迎えます。そして分科会では、同友会の三つの目的「よい経営者になろう」「よい会社をつくろう」「よい経営環境をつくろう」をテーマに、14の分科会が行われます。(詳細は本紙8面と同封パンフ参照)様々な分野で活躍中の『ミスター同友会』から、経営者の役割や共育の問題、経営指針づくりを、さらに今回は業種ごとでの自立型企業づくりの事例や環境改善のための取り組みなど、実践体験を踏まえた問題提起を分科会でしていただきます。参加者はそれぞれ感じた感動を共有しつつ、個々の実体験からなる生の声で討議し、その中から現在の自社で抱える問題の解決の糸口を見出していきます。いずれの分科会も内容があり、皆さん、いくつもの分科会に参加したくなることは間違いないでしょう。さらに今回はインターネットを活用して2つの会場を結び、参加者全員が基調報告をリアルタイムに見ることができます。見学分科会では時間の関係で基調報告を聞くことができないのですが、ビデオ撮影したテープを帰路、車中で見ていただくなど、情報化時代にふさわしい設営が行われます。
「同友会理念を聞く、知る、学ぶ、報せる」
報告後のグループ討論では、活発な討論がなされ、その後の懇親会までも討論は続き、前向きに「広報する意味」を語りあいました。広報部では今年4月より、「同友会理念を聞く、知る、学ぶ、報せる」活動を行っています。「同友Aichi」の紙面づくりのみならず、学んだことを広報部員自らが実践し、各地区に落とし込むなど、様々な方法で広報活動を展開しています。
【広報部・服部康志】
「フォーラムって?」稲沢地区ではこう伝えた
花木裕明稲沢地区広報部員(花木社会保険労務士事務所)
当日出席された稲沢地区広報部員の花木裕明氏(花木社会保険労務士事務所)はお二人の報告を聞き、要点をまとめられました.地区会員に翌日、「あいどる」を利用してメール配信されましたので、紹介させていただきます。(編集部)
7月広報部会は10月17日開催の「あいち経営フォーラム」がテーマで、福谷副代表理事と上根実行委員長から、フォーラムの歴史(といっても過去4回)とその意義、目的と想い、本音、本質、分科会の内容などを語っていただきました。グループ討論で「広報部員として、フォーラムにぜひ参加したいと会員を思わせ、実際に足を運んでもらうためにできることを行う」ことが申し合わされました。以下はポイントです。(1)このフォーラムは情報を得るだけでなく、経営戦略を練る場として位置付ける。(2)全国レベルの14分科会を「愛知」で行う。(3)「全国に通用する企業になる」という鋤柄代表理事の発言の第一歩である。(4)目標1000名参加。ワンゲスト参加を増やすというより、入会していただき、参加してもらう。(5)今回の分科会は各地区からの意見を集約しており、分科会内容に反映している。(6)地区方針に合った分科会への参加要請あり。(7)「あいどる」やメールを積極的に活用し、参加を迷っている人に「ぜひ参加しよう」と思わせるような生きた情報の提供をする。具体的には、分科会報告者の所属地区からの推薦、室長・座長の事前打ち合わせの中で得た各分科会の見所、聞き所をメルマガで配信するなどのメディアを利用する。