経営指針研究会修了式
8月20日
『書く』『語る』を習慣に
今年8月に修了し「経営指針研究会」(全6回講座)は49名という多数の参加者で、2班に分かれて講座が行われました。講座では、経営環境を的確につかむことや、経営理念・経営方針・経営計画に必要な課題が説明され、受講生はグループ討論で意見交換をしながら、自社の課題を出しあっていきました。成文化への第1歩として、「人には負けず、利益をあげられるものは何か」「現在自分が行っていることは何か」など、まず書き出して考えることの大切さが強調されました。経営理念については、「最初は他社から言葉を借りてきても良い」「たった1行でも良い。1日ごとに見直しても良い。とにかく文章として書くこと」、そして理念を自分の言葉でくり返し語り、それを習慣化することが強調されました。想いを具体的に展開し、実現していくポイントとして計数・マーケティング・組織などを学び、互いに意見を出しあい、検証するプロセスの中で、各社の指針が文章化されていきました。修了式では修了生39名に、これから企業経営を指針に基づいて行っていくスタートラインに立ったということで、『指針経営入門証』が各自に手渡されました。
●2003秋コースが10月スタート
10月20日と28日のオリエンテーションから第五期研究会が始まります。経営指針の成文化の意味と具体的方法を学ぶ絶好の機会です。