3人の支部長が率先垂範
経営指針『発表会』を行う
愛知同友会では、経営指針を成文化のみならず、取引先や金融機関も含めて「発表会」を行おうと呼びかけています。その実践の先頭に立つ3人の支部長の企業で発表会が開催され、事務局員も参加させていただきました。
エイベックス(株)(加藤名古屋支部長)5月22日
発表会当日、加藤社長が急きょ不在という不測の事態が生まれましたが、幹部社員がしっかりと経営方針を発表し、理念の全社内での浸透ぶりが伺われました。パートの方も参加した部門別グループ討論では、皆さんが方針や計画、目標づくりの議論に参画していました。「共に育つ」風土が根づいていることを強く感じました。
スギ製菓(株)(杉浦三河支部長)8月28日
各部門の方針発表の中で、社員一人一人の個人目標が語られ、経営理念の下、やるべき事がよく理解されていることを強く感じました。また後半の懇親会も含め、全社員一丸となって目的に向かい、明るく楽しい社風をつくりだしている事を肌で感じさせる発表会でした。
(株)アライ(新井尾張支部長)9月25日
アライの発表会は会社創立20周年、経営指針発表会を始めてから10回目という節目で、初めて外部から参加者を招いての開催でした。「夢の実現はあなたが主役」と看板に掲げられていた通り、社員全員が自らの人生と、会社でやりたい事を語り、社員一人一人が主役であるということが強調されていました。
発表会に参加して
発表の仕方は三社三様でしたが共通していたのは、(1)社員全員で経営指針をつくり上げ理念が浸透している、(2)発表することにより全社を揚げた結束がはかられている、(3)社員一人一人が生きいきと輝いていることでした。招待されていた取引先企業や金融機関の方も、しっかりとした指針とその浸透ぶりを高く評価していました。経営指針発表の意義を3人の支部長の企業では見事に体現していました。
【事務局・政廣俊介】