共同求人委員会「新卒採用セミナー」
1月12日
「意外にかんたん、新卒採用」
66名が参加してセミナーを開催
2006年の4月に大学を卒業する新卒者を対象にした採用準備を進めている共同求人委員会では、1月12日、中小企業センターで「新卒採用セミナー」を開催し、66名が参加しました。前半は、会員で採用コンサルタントの和田康伯氏((株)ヒューマンリンク社長)より、「意外にかんたん、新卒採用」のテーマで報告いただきました。
「お互いが仲間」
中小企業では「即戦力なら中途採用」という傾向が強いですが、中途採用は給料の多寡が決め手です。しかし年齢が同じ場合、自社の生え抜きの社員よりも高給が出せるかというと、それにも問題が残ります。であれば、思い切って新卒を採用し、自社色に染めてみるのも、経営者としては面白いのではないでしょうか。そこで、より良い人材を採用するためには、まず、採用の対象者としての母集団をどれだけ集められるかという課題があります。ここで同友会の共同求人の活用を。共同求人委員会の合同企業説明会は、愛知同友会として大学に案内を出しているので、中小企業1社が単独で案内を出すよりも信頼度は高いのです。また、「お互いが仲間」という関係が前提になっているので、自社には合わないと思う学生でも、隣の企業に紹介できる可能性もあります。そうして集まった学生に対しては、企業説明会や面接を重ねて候補を絞り込んでいきますが、ここでも、共同求人の中で蓄積されたノウハウを提供できます。ぜひ、共同求人委員会に参加して、良い人材を採用しましょう。
3つの「求人サイト」
後半は、共同求人委員会が参加する3つの求人サイト「就活ナビ」「ジョブウェイ」「ジョブコムネット」の全体のサイト構成が、さらに全体の入り口となる、中同協の主催する「ジョブウェイ」の入力方法などの説明が行われました。参加企業の中には、共同求人をするかどうかを迷っている方もいましたが、当日会場で、共同求人への参加を申し込む企業も多数あり、参加企業の採用への意欲の高さが感じられました。