同友会の知恵袋「シニア部会」が発足
5月22日
会員40名で発足
5月22日、メルパルク名古屋で「シニア部会」の発足総会が開催され、部会メンバー21名と中同協・鋤柄幹事長や愛知同友会の佐々木会長等の役員、また岐阜同友会顧問の山田昭男氏((株)未来・取締役相談役)などあわせて27名が参加しました。第1部の総会では、「同友会理念及び目的に基づく実践をしてきた者として、中小企業運動の推進に役立とう。それには自分自身が幅広く人生を考え、豊かな時間を持とう」という設立主旨が承認されました。また、活動方針は理念に基づく実践の知恵袋として、会活動の側面支援の役割を担うことなどが確認されました。その後、役員選出が行われ、初代部会長に愛知同友会顧問の江崎信雄氏が選ばれました。
岐阜同友会から祝いのスピーチ
懇親会に先立ち、岐阜同友会からお祝いに駆けつけた山田昭男氏は、「岐阜同友会は愛知同友会から誕生した弟。ぜひ、兄弟としてかってのように日常的に親密な交流を」と挨拶しました。その後の参加会員の自己紹介では、「経営者としても、人間としても、生きてきてよかったと言い切れる人生にしたい」という発言や、「高齢者としての経営課題を語る場がないと同友会を退会しました。このような場ができたのであらためて入会したい」という発言も行なわれました。その後の懇親会では、友情溢れた宴となり、尾嶋相談役のまとめで閉幕となりました。お活動は7月から本格スタートとなる予定です。
どうゆうき
▼会場へと流れる人の足取りは緩やかですが、皆さん抑えきれない笑顔があふれ、参加者27名で賑々しくシニア部会の発足会が開会しました。私の入会当時、仰ぎ見た先輩諸兄の同窓会的雰囲気を醸しつつ、方針や活動内容への注文が相次いだのも期待の裏返しでしょうか。往年の覇気再びの場を得た感の皆様です
▼「シニア部会」の発足の主旨は3つです。(1)愛知同友会の理念及び目的に基づく実践の知恵袋としての役割を果たす、(2)「自分は同友会で学んで良かった」と明言できる人の集まりになる、(3)中小企業運動の推進と会活動の側面での支援の役割を担っていくことです。
▼2005年一月に65歳以上の会員を対象に発足した東京同友会「シニア青春の会」からは「会員経営者の先輩として、また同友会役員としての豊かな経験や知識を伝え生かすべく活発に活動を進めています。人生百年、第二の青春を同友会と共に謳歌してまいりましょう」という祝電もいただきました。また静岡同友会からも同様の祝電や中同協の鋤柄幹事長も参加され、部会としては過分な船出となりました
▼当日を迎えるにあたり、会歴5年以上、年齢60歳を超えた会員の230名に案内を送付。内、多忙とする会員や、地区支部の活動に重点を置く人、老人会や隠居部屋と理解した人を除いて、40名の参加登録がありました。今後の展開については、基本的に会の歴史と理念、経営姿勢などを同友会の後継者に伝えることが役割と存じ、肩肘張らず楽しく有意義な部会にと夢を広げております。ぜひ一度遊びにお越し下さい。
副会長 廣瀬嘉人