第4次南京市高淳県視察団が来名
6月18日
文化や習慣の違いを超えて
3年間にわたり交互に訪問
愛知中小企業家同友会と高淳県人民政府中小企業局との間で終結した「友好協議書」にもとづき、この3年間、お互いの国の視察訪問を行っています。昨年10月には、愛知同友会より中国へ視察団6名が訪問しましたが、今回は中国側より第4次視察団7名が来名しました。日中は会員の企業視察を行い、(株)リバイブ(平沼辰雄氏、海部・津島)、(株)葵精工(石井秀治氏、尾張西青同)、タカハシテクニア(株)(高橋弘茂氏、名古屋第2青同)の3社にご協力頂きました。
持続可能な社会の提言
急成長を遂げる中国の課題は、産業廃棄物の処理や人材育成の問題が考えられます。文化や商習慣の違いこそあれ、共存・共栄できる持続可能な社会はお互いに希求すべき課題といえます。この企業訪問を通じて、同友会理念を感じて頂けた事と思います。夕方より開催されたビジネスセミナーと懇親交流会には22名が参加しました。主催者挨拶で新井敏男代表理事は、中国は06年GDP2桁の成長をみるなど世界経済を牽引していること。また、富裕層が1億人を突破したことに触れ、巨大市場への同友会の関心を述べました。中国側からは戴新和氏(高淳県企業連合会副会長)が挨拶し、南京高淳県へのビジネス誘致と名古屋の企業家との友好や経済協力を呼びかけました。