どうゆうき

▼4月22日に開催された第47回定時総会を念願の3000名の会員の皆さんと迎えることができました。これも日頃増強にご尽力いただいている皆さまのおかげです
▼昨年度を振り返ると、私達の活動が行政や他団体、マスコミから随分注目されるようになりました。これは会の活動内容と3000名という規模の組織になった事、また景況分析を始め各アンケートがインターネットを使い3000名会員より迅速に集約できるシステムを確立しているからです。この事により提案内容が重みを持つようになっています
▼さて昨年6月20日に施工された建築確認申請手続きがスムーズに行われていない件で9月の理事会でこの問題を取り上げ、行政やマスコミに訴え、中同協でも取り上げ、国土交通省に迅速に対応するように要望書を提出しました。これからも中小企業を取り巻く環境を速やかに変えていかなければなりません。このためにはもっと多くの仲間を増やす必要があります
▼私達はEUが2000年にポルトガルのリスボンで制定した「EU小企業憲章」に学び、今なぜ中小企業憲章なのかを勉強してきました。そこで今年度は金融アセスメント法制定運動のように全国レベルで制定運動にしなければなりません。地域を活性化させていく原動力は中小企業にあります。その主体者である私達が胸を張って誇れるのが憲章の文面でなければなりません。また、日本には中小企業省はありません。この運動には労力を要しますが、中小企業憲章制定と中小企業省ができるまで、皆様と共に頑張りたいと思っています。

会長 山本栄男