第10回あいち経営フォーラム
10月25日
今こそ原点回帰元気な中小企業家が未来を創る
節目の第10回を過去最高の1163名で開催
不安を吹き飛ばせ
「あいち経営フォーラム」は1998年に愛知同友会の35周年記念事業として、定時総会とセットで開催されたのがスタートでした。以降、全国総会を設営した2002年を除いて毎年開催し、今年で10回目を迎えました。9月15日にはリーマンブラザーズの破綻を引きがねに急激な株安・円高がすすむなど先の読めない中での今回のフォーラムの開催となりました。しかしその不安を吹き飛ばそうと、フォーラムには過去最高の1163名が参加しました。記念講演には青全交を始め、全国の同友会で何度も講演して頂いているネッツトヨタ南国の横田英毅会長が「感動を生み出す“仕事の原点”」をテーマに講演。同社が掲げる「人間性尊重の精神」に基づく、社員1人ひとりが主役になれる組織づくりについて、感動的な話をしていただきました。
15の分科会で経営課題を学ぶ
続いて行われた15の分科会は、本フォーラムの基本コンセプトでもある「原点」「元気」「未来」の3つのカテゴリーに大分類されました。それぞれの分科会では、「労使見解」「経営指針」「採用」「共育」など、愛知同友会の掲げる三位一体の経営に沿った内容や、「環境問題」「ワークライフバランス」「食の安全」など、これからの経営に求められる課題が取りあげられ、また今年は初めて、企業の規模別の分科会も設営されました。懇親会では、中同協の広浜幹事長から、フォーラム10周年への祝辞をいただき乾杯。会場では、過去10回のフォーラムを振り返るスライドも上映され、懐かしい映像に目を引く場面もありました。「あいち経営フォーラム」は、毎年参加者を増やしながら開催してきました。中には「フォーラムが同友会でいちばん楽しみ」という会員もいます。来年は10月7日(水)の午後、名古屋国際会議場で開催されます。今後さらにより深い学びの場となるフォーラムをめざします。