共同求人委員会
「新卒採用セミナー」
継続採用がポイント(11月12日、12月9日、12月19日)
共同求人の魅力とは
共同求人委員会では、2010年三月卒業生の新卒採用を検討している企業を対象に、新卒採用セミナーを開催しました。年末に3回開催した講座には、会員企業10社から12名が参加しました。ここ数年の合同企業説明会は、大企業の積極採用のあおりを受けて、来場者数は減少傾向にありますが、それでも他社のものと比べると、減少率は格段に低く推移しています。これは、大学側が「同友会の合同企業説明会」ということを理解して学生に勧めていただけており、地元中小企業への就職を目的に来場される学生が中心であることがあげられます。また、他社の企画に比べて各企業ブースへの着席数が格段に多いことが特徴です。これは、他社のものが「大企業目的の学生も多く、有名大企業の中に中小企業が埋もれてしまう」というのに対し、同友会では「出展者全員が会員企業」という連帯の強みを活かして、出展者がお互いにブースの勧め合いができる、という利点があります。
社長と話せる場
中小企業の新卒採用に関しては、紙に書ける条件面だけでは大企業には太刀打ちできませんが、同友会の合同企業説明会は「社長と会える、社長と話せる」が最大の特徴です。入社前に、その会社の理念やビジョンについて社長と話せることは、中小企業の最大の特徴でもあります。同友会の合同企業説明会は、中小企業の強みを最大に活かす形で開催されています。新卒採用は、「今ある仕事に対応するための補充採用」的な側面を持つ中途採用とは明確に切り離し、「将来の幹部候補として定期的に採用していく」計画的な採用と位置づけています。「入社した社員が、3年後、5年後にはどんなポストでどんな活躍をしているのか」を描き、継続して採用していくことがポイントです。