経営指針の学びと実践をもう一度見直そう!
〜大阪同友会の協力を得て「出張セミナー」を開催
本物の学びと励ましあい
愛知同友会では過去30年近く前から経営指針の成文化運動を進めてきました。経営指針の有無が金融機関や地域から評価される重要な基準になっています。環境が激変した今日、あらためて原点に立ち返った経営指針と経営実践における本物の学びや励まし合いのあり方が問われます。全国各地で「運動としての経営指針づくり」が方針の中核に位置付けられ、県を越えた相互の研鑚や学び合いが進んでいます。愛知同友会もさらに経営指針確立・成文化運動の発展をめざして、推進本部体制をしきました。その実践的研究の一環として、大阪同友会の協力のもと愛知へ3回出張をしていただきセミナーを開催しています。
お互いの人生観に迫る
「何のために、誰のために経営しているのか」「利益とは何か」など、先生と受講生という関係ではなく、会員同士で真剣に問いかけ合い、本気でお互いが対峙することで、「自分自身がどのレベルで仕事をしているのか」に気づかされます。お互いの経験、人生観、人間観にも踏み込んでいき、「経営理念」が本物になります。「本当はもっとすごく価値の高いとても大切な仕事を担っているのではないですか」「貴社だからこそできるのではないですか」と、自社の役割や意義と責任に初めて向き合うこともあります。
生き方の転機に
セミナーのカリキュラムは、社会性・人間性、そして科学性に裏打ちされた経営理念(Aコース)とそれを実現させる方針・科学的戦略(Bコース)、さらに具体的行動計画や予算管理やキャッシュフロー(Cコース)など、一貫性を持っています。セミナーの参加者からは「経営者としての生き方、人生の転機となった」との感想も寄せられました。次回は4月4日〜5日(土・日)に開催を予定し、大阪同友会の協力は最終回となります。役員の方はぜひ参加し、愛知の指針運動を力強く推進していきましょう。