尾張支部総会
3月7日
いま尾張の未来を切り開く
支部活動の課題を検証
この総会は尾張支部にとって第10回目という節目になり、来年度3つの支部に再編されることで今年が最後の支部総会となります。総会は、「これまでの尾張支部を作ってきた役員・会員へ感謝する、会員のための総会」であると実行委員長の挨拶から始まり、今年度の活動や決算が山田支部長から報告され参加者により承認されました。引き続いて、尾張支部の9年間を振り返る歴代支部長のパネルディスカッションが行われました。このパネルディスカッションは、これまでの支部活動を振り返ることにより、今後の課題を浮きぼりにしました。これはまた、来年度の新支部への橋渡しとなるものでした。
150名の大討論会
その後のグループ討論では不離一体シート(経営実践と役員経験の相関関係を記入するシート)を使って自社の将来の夢を宣言するという総勢150名による「大討論会」が行われました。このシートを使って報告を行い、一同が同友会での自社経営を振り返り、今後の飛躍を宣言した夢シートへの記入を行いました。最後はこれまでの労いをこめた懇親パーティーが催されました。旧支部役員をはじめ、2009年度の各地区の増強委員長が壇上に上がり、会勢5000名に向けての奮闘と来年度の決意を語り閉会しました。
三河支部総会
3月21日
今こそ同友会の学びを実践しよう
悩みや課題を共有
2008年度三河支部総会は、豊田市のとよた参合館・能楽堂で開催され、約120名が出席しました。総会議事では、09年度支部長として徳升忍氏の再任が承認されました。徳升氏は09年度支部方針の重点として、「3つの目的」の実践を基本とした同友会の原点回帰を掲げ、この難局を共に乗り切ろうと述べました。その後、各地区会長が活動方針の概要をそれぞれ発表しました。各地区とも地区内グループ会を中心とした身近な活動を軸に、仲間同士の結束を固めながら、各社・各地区両輪で発展していこうと決意が語られました。
地域の一員として会社を存続する意味
その後の狂言鑑賞では、娯楽として楽しんだだけではなく、狂言という室町時代から続く伝統文化の、成り立ちの背景や現代に継承していく思いを演者から聞きとりました。会員にとっては地域の一員として会社経営を存続させることの意味や姿勢を学ぶ機会となりました。懇親会では厳しい状況を吹き飛ばそうとばかりに、歓談が大いに盛り上がりました。最後に実行委員長の豊田地区・青山氏があいさつに立ち、「困難な時代だからこそ、悩みや課題を共有して知恵を出し合い、何としても生き残ろう」と総会を締めくくりました。
名古屋支部総会
3月26日
本質をつかみ勝ち抜く企業へ
中小企業が主役の都市を
学べる名古屋ブロックへ新体制のスタートを切る名古屋支部総会が開催され、160名が参加しました。2008年度経過報告から始まり、決算報告が承認され、退任地区会長13名へ感謝状の贈呈が行われました。続いて支部役員が選出され、新年度方針では「中小企業が主役の都市“名古屋”を創造する」と提起されました。また、今日の経済環境を考えたタイムリーなテーマの勉強会をブロック例会として開催することが承認されました。
「どうせ無理」と諦めない
当日は植松努氏((株)植松電機・北海道同友会会員)の記念講演が行われました。戦後の日本は1を100にする工夫の必要のない大量生産を続けてきたが、これからは0から1を生みだす仕事が求められていること。人間はもともと工夫する生き物なので、無理と諦めてしまう前に、「こうしてみたら」と考えることで「できるかもしれない」という思いが生まれることが紹介されました。また、人と違うことや間違えることに恥ずかしさを覚え、憶測の評論をしがちであること。しかし、どんなことであっても思い描くことができれば、夢は実現できると勇気を頂く報告がなされました。総会後の懇親会では、増強目標達成、広報の表彰が行われ、盛会のうちに閉会しました。
青年同友会連絡協議会
2008年度総会・卒業式
3月27日
我此処ニ立テリ
光を放て!
2008年度の青同卒業式が、3月27日県役員や地区会長、OB等にも臨席をいただく中で開催されました。卒業式に先立って開催された連協総会では、次期代表に(有)よしだ建設の吉田令氏(名古屋第2青同)を選出。方針案・役員案・予算案などが承認されました。卒業式に移ると、胸元にコサージュを着けた卒業生がそろって壇上へ着席。所属青同の地区会長から、卒業生1人1人に卒業証書が手渡されました。今年の卒業証書には、卒業生が自ら選んだ「1文字」が刻まれています(別表参照)。この1文字には、卒業生の青同時代の活動の全てが込められています。また、その1文字には、それに応えるプロジェクト員からの言葉書きも添えられています。
全員がスピーチ
続いて、卒業生1人1人がスピーチを行いました。全員にスピーチをいただいたため、1人当たりの時間はたいへん短い時間しかお話いただけませんでしたが、それでも、全員の声を聞けたことは大きな感動がありました。青年同友会はますます大きくなり、卒業生も毎年増えていきます。全員の声を聞ける卒業式は、以後、実現不可能かもしれません。その意味でも、今年の卒業式はたいへん意味深い卒業式となりました。閉会後の壇上では、プロジェクトが卒業生の集合写真を撮影しましたが、カメラや携帯電話をもったOBやメンバーが卒業生を囲み、いつまでも輪が途切れませんでした。卒業生の皆様が、地区へ移籍後もご活躍くださいますことを祈っております。
女性部総会
3月18日
「女性経営者の組織」へ飛躍
バージョンアップした組織に
第38回女性部会の総会が22名の参加で開催されました。愛知同友会では「女性会員組織」を強化するため、支部や地区組織に根ざした「女性同友会準備会(仮称)」としての活動展開という、新しい組織構想が打ち出されています。女性部会は、1970年の設立以来、婦人部、婦人委員会、女性部会と名称を変えながら、長年、経営者夫人と女性経営者がお互いに学び合う組織として活動してきました。そこで、これまで様々な意見交換、論議が重ねられた結果、これまでの「女性部会」は、2008年度で幕を閉じることになりました。そして今後は、愛知同友会の構想に沿ってバージョンアップした「女性会員の組織」に結集します。
一層の活躍の場を
総会議事では、「事業」・「交流」・「広報」とそれぞれの委員長より、各委員会内でのつながりが深まってきたこと。様々な人との出会いや語らい、そして学び合いが、自分たち自身の成長につながった事などが活動報告と共に語られました。また、参加した新井代表理事より「女性同友会準備会(仮称)」について「愛知同友会の発展と共に、女性会員の皆さんにもっと活躍していただける、愛知県下の地域に広く根ざした強固な女性の組織づくりを推進したい」との力強い説明を頂きました。今後はバージョンアップした「女性会員の組織」として、2009年度から支部・地区組織に根ざした活動準備が予定されています。その期待を胸に、女性部会総会の幕をとじました。