政策シンポジウム
4月6日
名古屋市長選挙立候補予定者3氏に聞く
150名が参加して
名古屋ブロックでは「名古屋市長選挙立候補予定者に聞く」というテーマで、名古屋市長選挙の立候補予定者3氏の公開討論会を開催、会員・事務局・報道関係者等150名が参加、以下の3名の立候補予定者の主張に耳を傾けました。◎太田よしろう氏/愛知県商工団体連合会長◎河村たかし氏/民主党衆院議員(当日)◎細川昌彦氏/元中部経済産業局長。当会からは「市政への中小企業の貢献に関して」「市政における中小企業施策の評価と今後」「民間金融機関への姿勢と名古屋市小規模事業金融公社について」「中小企業問題について、愛知県や国にどのような姿勢」「市政改革(財政・公務員改革を含む)」「『中小企業地域活性化条例』や『中小企業憲章』の制定」の6点で質問させていただきました。
「中小企業は地域経済の柱」
3氏とも現在、同友会が提唱している「中小企業憲章」や「中小企業地域活性化条例」の制定には関心を示し、「中小企業が地域経済の柱である」との見解では一致しました。また太田氏は、行政が大企業の味方ばかりをするのではなく、健全な経営を行う中小企業が利益を上げることができる社会の構築を目指す、河村氏は、市民税10%減税を柱に、企業の税負担を軽くする施策を打ち出すことを強調。細川氏は、中小企業基本法の精神を重視し、中小企業の創業支援、人材確保、産学連携、技術力向上にどうつなげていくかがポイントと、独自色を出した発言が特徴的でした。今回、初めての公開討論ということもあり、地元テレビ局や新聞各紙も取材に入りました。会場からの質問・意見と回答を含め2時間半にわたる長丁場でしたが、発言も時間通りに行われる等、爽やかな印象の残った討論会となりました。
◎4月26日には投票が行なわれ、河村たかし氏が名古屋市長に初当選しました。河村氏には、行政のトップとして公開討論会で発言された政策を実行して頂き、ご活躍されることを祈念致します。