三河支部経営者の集い
7月29日
ピンチはチャンス
森健次氏(株)永和工業
下請けからメーカーへ
三河支部の経営者の集いが開催されました。報告者には、永和工業の森氏を招き、総勢90名が参加しました。森氏の報告は、初めは手伝いのつもりで入社した父親の経営する鉄工所を継いで、社員と共に独立したメーカーへと成長させていく内容でした。特に、2005年の万博出展を機に、それまでの下請けの仕事をすべて断り、自立したメーカーとしての一歩を歩み出した勇気や、その後、大学の研究者との連携で新商品を生み出してヒットさせた体験談。他にも、いつも夢を忘れず、今この時期に念願のショールームをオープンさせた努力などを聞き、不況と言われる今だからこそ、参加者全員は元気づけられました。また、経営指針を成文化することで、若手社員を定着させるには、給料ではなく働きがいを持たせることだと気づき、自分が先頭に立って社風を変えてきた体験も聞くことができました。